歯科医院でオリジナルマウスピースを作ろう

歯にフィットしたマウスピースは、歯科医院で制作することを推奨しています。歯科医院では、歯型を正確に模ることができ薄くて装着時に違和感の少ないマウスピースが制作できます。歯科医院で取り扱うホームホワイトニングでは、マウスピースの制作からホワイトニング剤の提供まで、総合的にサポートしてくれます。

オリジナルマウスピースのメリット4選

①必要最低限の薬剤

ホワイトニングの薬液の漏れが大きければ、口の中が不快感になるばかりではなく、薬剤が歯の表面に留まらずにすぐ漏れることで、薬剤の無駄にも繋がります。ピッタリと合致したマウスピースであれば、必要最小限の薬剤で十分なホワイトニングが可能になります。

②薬剤が薄まらない

マウスピースがフィットしないことで歯間に唾液が入り込むと、薬剤が早めに薄まってしまい、本来期待している効果を手に入れられなくなります。歯に合っているマウスピースであれば、均一に歯の表面に広がり、唾液で薬剤が薄まらなくなり、効果的なホワイトニングが可能です。

③ストレスが少ない

ホームホワイトニングでマウスピースを装着する時間は、毎日2時間程度が基準となっています。その間はずっと口を動かさないというわけではなく、出来るだけ普段通りに過ごせるのが良いとされています。マウスピースの装着時にズレがなければ、唾液を飲み込んだり、会話をしたりと、普段の生活を過ごしながら、ストレスなくホワイトニングを続けることができます。

④薬剤漏れの心配が減る

マウスピースが自分の歯と合っていないと、薬液が隙間から漏れて、口腔内がヒリヒリしてしまいます。薬液が漏れてしまわない様に、毎日2時間過ごすのは大変ですので、ホームホワイトニングを諦めてしまう原因にもなりがちです。歯にしっかりフィットしていれば、このような不快感を大きく減らすことができます。

なぜフィットしないマウスピースはいけないのか

ホームホワイトニングは、マウスピースを使用して自ら薬剤を塗布するものですが、主に違和感の要因になるのは、このマウスピースが自分の歯と合っていないことです。歯との相性が悪いと、次のような不具合や違和感が生じます。

薬剤が漏れて不快感を感じる

ホームホワイトニングは、マウスピースを活用することで歯に薬液が均等に広がり、そこに薬液が留まることで、含まれている成分を一定時間浸透させる手法です。つまり、フィットしないマウスピースでは、薬剤が歯間から漏れやすくなり、それが流れ出して、口内や喉がヒリヒリする違和感を感じます。

マウスピースが動きやすい

マウスピースが歯とフィットしないと、口を動かしたときにマウスピースが移動してしまったり、ズレたり、外れてしまう可能性が増えてしまいます。そのまま、マウスピースを装着したままだと会話がスムーズにいかなくなります。

唾液が薬剤と混ざってしまう

歯にフィットするマウスピースであれば、薬剤が歯とマウスピースの間に留まってくれますが、フィットしていない場合には、薬剤がすぐに口内へ漏れだすことになりかねません。歯間から漏れないよう、口を動かさないように工夫しなければならず、少しでも漏れてしまえば薬剤の混じった唾液が口内に広がってしまう結果になります。

市販のマウスピースの取り扱いには気をつけよう

ドラッグストア等の市販の汎用マウスピースは、お湯に入れて柔らかくしてから、噛み込んで歯にフィットさせるものです。他にも通販などで入手すれば、マウスピースの制作費を数百円程度に大きく抑えられるメリットがあります。ただし、中々歯にフィットしない場合には、薬剤が均等に行き渡らなかったり、薬剤漏れが考えられるので、薬剤が余計必要になって費用が増えてしまい、かえって不経済になってしまうリスクもあります。

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