インプラント以外の治療方法

入れ歯

21 January 2021, Saxony, Leipzig: Practice dentures are at the dentistry at the University of Leipzig. You can't learn to be a dentist online. Therefore, the training of the 274 dentistry students "on the patient" should remain possible even in the Corona crisis. Lab work has been scaled down, courses quartered and then halved. Hygiene concepts are constantly being adjusted for work on real patients. After all, the budding dentists have to be able to safely make a filling or prepare a crown. Photo: Jan Woitas/dpa-Zentralbild/dpa (Photo by Jan Woitas/picture alliance via Getty Images)

入れ歯は両隣の歯へフック状の金具を引っかけて、人工歯を固定する方法です。

メリット
  • 1本だけでなく、複数の欠損歯に対応できる
  • 歯をすべて失った場合も総入れ歯にて対応可能
  • 患者さまご自身による着脱ができるため、手入れがしやすく衛生的
  • 一部の症例、治療法を除き保険が適応される
デメリット
  • フックを掛ける両隣の歯に負担がかかる
  • 装着中に違和感や痛みが生じる場合がある
  • 発音しづらい場合がある
  • 噛む力が、天然歯の3~4割程度になる

ブリッジ

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ブリッジは両隣の歯を若干削り、型取りを行ったあとに人工歯を入れる方法です。人工歯は周囲の歯を土台にし、一体になる形で作製されます。

メリット
  • 固定されているため、違和感が比較的少ない
  • 一部の症例、治療法を除き保険が適応される
    ※審美性の高いかぶせ物を使用する場合は保険適応外となります
デメリット
  • 支えとなる歯に多大な負担がかかる
  • 固定のために、両隣の健康な歯を削らなければならない
  • 発音しづらい場合がある
  • 歯肉との間に食べ物が詰まり、口腔内が不衛生になりやすい

抜けた歯を放っておくとどうなるのか?

実際にインプラント以外に、ブリッジや入れ歯など治療する方法はありますが、中には治療をせずそのまま放置される方もいらっしゃいます。ここでは放置するとどうなるかを説明していきます。

欠損箇所の両隣の歯が倒れ込んでくる

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何らかの理由により歯を欠損すると、空間ができた部分へ歯が少しずつ移動します。これは歯の性質であり、防ぐことはできません。
「歯が動いて、結果的に空間が埋まれば問題ないではないか」と考える方がいるかもしれませんが、それは大きな間違いです。
歯の移動により歯並びが変化することで、上下の歯の噛み合わせ自体が変わってしまいます。そして、次のトラブルが起こります。

噛み合わせが変化することで起こるトラブル

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噛み合わせに変化が生じると、上下の歯で効率よくものが噛めなくなります。一部の歯に力が集中したり、最悪の場合は歯が欠けたりするのです。また一部の歯周組織に負担がかかると、歯茎の炎症を引き起こす場合があります。さらに顎関節へ必要以上の負担がかかると、顎関節症になる可能性があり危険です。
このようにたった1本の歯であっても、欠損したまま放置することがのちに大きなトラブルを引き起こすのです。

顎骨がやせる

歯が抜けたまま放っておくと、欠損部分の骨が徐々にやせていきます。歯を失くしたことで、今まで適度に生じていた顎への刺激がなくなるためです。
これは年齢を重ねるにつれて外出が減り、下半身の筋肉や骨が衰えて骨折しやすくなるのと同じ原理です。たった1本の歯であっても咀嚼能率が低下し、咀嚼筋が徐々に衰えます。欠損歯が2~3本となれば、事態はさらに深刻です。

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