一般的に歯を欠損すると、支えを失った両隣の歯が欠損箇所へ少しずつ動き始めます。それに伴いほかの歯も徐々に移動するため、歯並び全体に影響して危険です。1本だけだからと放置せず、すぐに歯科医院を受診しましょう。
単歯欠損の場合は、両隣の歯を削ることなく治療できる場合が大半です。欠損箇所へインプラントを埋入するのみなので、比較的負担のかからない治療ができます。
歯を失くすと欠損部分へほかの歯が移動することに加え、顎骨が吸収あるいは収縮し始めます。単歯欠損の状態で放置すると、ほかの歯へ必要以上の負担をかけてしまい複数の歯を失いかねません。
複数歯の欠損が認められた場合、2~3本であればインプラントあるいは部分入れ歯にて治療します。入れ歯の場合は歯や歯茎に多大な負担をかける恐れがありますが、インプラントの場合はその心配がまずありません。固定式であるという仕組み上、歯や歯茎に負担をかけることなく安定するのです。
総義歯の場合は、ただ歯がないだけではありません。支えとなる歯根もないために、顎骨が吸収および収縮を始めます。放置すると顔の形状が変わることもあり、たいへん危険です。 このような症例において、従来は総義歯で治療するのが一般的でした。しかし同時に、適合しない、痛みが生じる、食事が摂りにくいなどの問題点が多く指摘されていました。
歯をすべて失くした場合は、インプラント体を8本~10本ほどうめこむ従来の治療法化、「All-on-4(オールオンフォー)」という治療を行います。All-on-4は4本のインプラントを埋入し、その上から入れ歯をつける方法です。土台の安定感が特徴で、総入れ歯の問題点をすべて解消しています。一見大掛かりな治療のようですが、即日埋入が可能です。治療した当日から軽食を摂れるため、患者さまへ大きな負担がかかりません。
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